ブルゴーニュワインを極めるための本、参考書

ブルゴーニュのワインが好きになると、どんどん詳しいことが知りたくなる。どうしてこんなテロワールができるんだろう。この作り手のワインはどのように作られているんだろうかと疑問がわいてくる。
またブルゴーニュのワインの中でも、本当に美味しいワインはどれ?、作り手は誰がいいのか?そんな疑問に対していつも答えてくれるような人はめったにいない。
そこで、本が頼りになることもある。
なかでもリアルワインガイドはブルゴーニュ中心の雑誌で、ヴィンテージ毎の評価も作り手の評価もあって常に参考になる。ただまとまった本が欲しいと言うことになれば、
次に挙げるような本がいつも手元に欲しいと思ってしまう。


ブルゴーニュワインがわかる
マット クレイマー
これは、僕のバイブル的な本。ブルゴーニュを調べるときはまずはこの本から。ブルゴーニュの各AOCそして作リ手の特徴が事細かに書かれている。ブルゴーニュのワインを飲みながら、この本を読んでなるほどなるほどと思ってしまう。残念なのは、最近の情報がないこと。1990年代後半くらいまでの情報なので、新しい情報を収めた改訂版が望まれる所。



ブルゴーニュ アペラシオン完全ガイド (Winart Books)
ワイナート編集部

これは、いままでワイナートで特集してきたブルゴーニュをまとめた本と言っていいんだろう。各AOC、畑の詳しい情報が一杯ある。地図も素晴らしく奇麗である。ただ内容の中には、他のブルゴーニュ関連の英文書籍からの引用も多そう。



ブルゴーニュ・ワイン―地図と歩く、黄金丘陵(コート・ドール)
山本 博 
ブルゴーニュについてもしくは、ワインについて多く語ることができる日本人は数少ない。その中でも山本博氏は数多くのワインに関する本を書かれている希有な方である。
ブルゴーニュのその地区毎の地図が詳しく書かれていて、この本の刊行当時は、この本を使って勉強されたと言う方が一杯いるんじゃないかと思う。最近は地図では、ワイナートのブルゴーニュ アペラシオン完全ガイドの方が使いやすいかもしないが、ここのアペラシオンについても簡略書かれておりブルゴーニュの参考書として十分な情報量がある。






ヴォーヌ=ロマネの伝説 アンリ・ジャイエのワイン造り
ジャッキー リゴー 

アンリ・ジャイエファンなら持っていなくは行けない本かもしれない。ジャイエがどんな感が方でワインを作っていたかを一番説明している。それにしても今ではジャイエのワインを飲める人は本当に幸せな人である。ブルゴーニュのワインファンなら一度は飲んでみたいワインである。


ブルゴーニュワイン大全
ジャスパー モリス MW 

最近日本語訳でて買った。装丁がすごくい。やや厚めの紙を使っている。もう少しハンディに仕上げて欲しかったのだが。内容はこれから、チェックすることが多そう。中身は、今はイギリスのワイン取り扱いで有名なBBRで働いているジャスパー モリスによって書かれているので、BBRが取り扱っているワインは得意そうだ。ただ、英文の他の本に比べれば、格段にお値段がする。どうしてこんな値段になったかわからない。



ブルゴーニュワイン100年のヴィンテージ―1900‐2005
ジャッキー・リゴー

ブルゴーニュのワインは、赤がピノ・ノワール、白がシャルドネと単一品種で作られている。そのためボルドーと異なり、年ごとの気候、雨、気温などでワインの質に強い影響がでる。
この本は、ブルゴーニュのヴィンテージの詳しい情報で一杯である。自分の誕生年のヴィンテージがどのようなものだったかを読むだけでもわくわくするのである。
もう100年以上たったワインを飲むことはないんだから、それほど情報は一般の人には必要ないが、まだまだ1978年以降の情報は必要である。ただ、2012年となった今は、もう少し新しいヴィンテージの情報も加えて改訂版がでるのを期待する。






ワインの王様―バーガンディ・ワインのすべて
ハリー・W.ヨクスオール (著), 山本 博 (翻訳) 

アンドレ・シモンによって創立された有名なイギリスの「ワイン・アンド・フード・ソサェティ」がワインについて二冊の本を刊行した。その一冊が、このヨクスオールの『バーガンディ』であり、もう一冊がペニング・ロウゼルの『ボルドー・ワイン』である。




マダム・ルロワの愛からワイン―ブルゴーニュ 土の味・風の香り
星谷 とよみ
DRCよりも美味しいとされるルロワのワイン。こんなワインはどうやって出来ているのだろうか?それはこの本の中に説明があるのだろう。ただし僕は、この本は読んでいない。ただルロワが本当に好きと言う人は必ず読んでいる本だろう。ルロワのワインの数分の一の値段で買えるのだから。この本を読むとルロワのワインが数倍に美味しくなるのは間違いない。
このワインも、本当に高価である。ルロワももう年だから今のうちに集めておいた方がよいだろう。




The Wines of Burgundy
M.W. Clive Coates

MWのクライブ・コーツが書いているブルゴーニュの本。各AOC,畑、ドメーヌなどについて書かれている。いままで飲んだ、ワインについてもコメント、点数がついているので参考になる。この本は、Kindle版があって、iPhoneやコンピュータで見ることができるの持ち運びに便利。


The Great Domaines of Burgundy: A Guide to the Finest Wine Producers of the Cote d'Or, Third Edition
Remington Norman (Author), Charles Taylor

作り手の情報が満載。マット・クレイマーの本で足りないドメーヌの情報はここから得ている。それに情報も2000年代の後半まで入っている。写真も非常に奇麗なので、見ながらワインを飲んでも美味しくなるのこと間違いなし。




Grand Cru: The Great Wines of Burgundy Through the Perspective of Its Finest Vineyards 
Remington Norman

ブルゴーニュの特級畑について書かれた本。Remington Normanのもう一つの本The Finest Wines of Burgundyと同じく美しいブルゴーニュの写真で一杯である。グランクリュのワインを飲みながらゆっくりこの本を読むのもいいだろう。


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