Knights of Sidonia シドニアの騎士 考察 

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シドニアの騎士Knights of Sidonia シドニアの騎士 考察 
弐瓶勉作

地球はすでにガウナによって滅びた1000年後の未来。人類の存続をかけて播種船シドニアが人類の新しい住処を見つける旅とガウナとの戦いを描く。

主人公谷風長道は、斎藤ヒロキのクローンで不死身で、優秀なパイロット
そして3角関係から、どんどん5角関係に発展するくらいモテる。コメディもあり、いつも覗くつもりではないが、女の子の裸を見て殴られて怪我をする。BLAME!からはかなり変わり、ラブコメ要素もかなり入れている。宇宙戦艦大和的なシドニアの宇宙船と、ガンダム系の衛人のメカがあり、ストーリーの中にガンダムのオマージュが組み込まれている。

敵ガウナは、戦いながら、どんどん巨大化して様々戦略を繰り出し、そして最後のボスキャラ,、大シュガフ船を最後に倒すゲーム感覚の漫画。そして最後はハッピーエンド。

最初あっけなく、衛人の操縦士のNo1-4がやられてしまうのだが、
その後新しい技術の開発、落合の発明を利用した開発もあって、操縦士はなかなか死ななくなるところは少しつまらないのだが。

この漫画はやっぱり面白い。
ガウナの秘密が最後まで興味を引く。最初はガウナ単体から、人間や衛人に似せたガウナが出現して衆合船まで出てくる。敵のキャラやサイズが変わって、攻撃パターンが変わってくるのも面白い。
そしてやっぱり天才科学者、落合の存在だろう。彼の能力の高さ、独善的な考えが全体に影を落として、谷風長道と対比的に使われているのが面白い。
最後は、つむぎというキャラである。あれだけ大きな体をしたガウナと人間の融合個体が、谷風長道と恋に落ちるのが面白い。それに触手みたいなものもなんだかラブコメ的で面白いし、最後の展開が予想以上である。

作者弐瓶勉は、
弐瓶勉が得意なキャラは、どちらかといえば落合だろう。BLAME!にしても他のストーリーはどちらかといえば暗い世界が描かれている。このシドニアの後にも、ガウナに絡んだアバラがあり、ガウナのエナを鎧のように使って超人的なパワーを得るように描かれている。

この漫画は、機動戦士ガンダムのオマージュがふんだんに使われている。
設定としては、つむぎがララァで、紅天蛾(ベニスズメ)がシャーなんだろう。どうしてクマのぬいぐるみになっているかは知らないが、ヒ山の名前はララァである。

わからないのは、
奇居子(ガウナ)がどうして戦略や、戦術を持っていたのか、どんな思考能力があったのかまったく不明のままである。ガウナと言う生命体の意味はなんだったか。そしてガウナの弱点のカビ。どうして弱点のカビにガウナが誘われるのか、これはガウナが最後に死ぬために必要な物質なのか?

最後に惑星セブンに降ったエナが、地球の生態系に似たものになったのはどうしてか。
不死になっていたのは、落合の発明?

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