Harvey ハーヴェイ 1950

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Harvey.jpgHarvey ハーヴェイ 1950

監督: ヘンリー・コスター
出演: ジェームズ・スチュワート, ジョセフィン・ハル, ペギー・ダウ, チャールズ・ドレイク

これは、コメディ映画なのだろうか?
エルウッド・P・ダウドには、人に見えないハーヴェイという身長2mのウサギの姿をした妖精が見える。
エルウッドとハーヴェイはいつも一緒にいるので、ハーヴェイが見えない人から見れば変人か狂人である。エルウッドは財産を全て母からもらい受けたが、同居している姉のヴィタは気に入らないし、上流階級志向もある。そして変人のエルウッドを精神病院に入れようとするが、実はハーヴェイがそれを邪魔して上手く事が運ばない。

ただ、エルウッドは非常に純粋な心をもち、人を悪く考えない。そして誰にでも優しくふるまう。ただ、毎日のようにバーに行ってはお酒を飲んでいる。
僕には、アル中が見るただの幻覚にしか思えない。

これは、エルウッドという純粋な心の持ち主を、普通の人から見れば変人にしか思えないのであるが、彼の本当の価値をだれもわかってくれないところ。そして普通に見える人が、心が汚い人のように見えてしまうのである。その風刺がしっかりと聞いているのだが、僕としてははずれである。どうしてもエルウッドはアル中で心が病んでいるようにしか思えない。ただ、精神病院に収容して閉じ込めるのは間違いであるが。
コメディではあるがあまり笑えないし、楽しくない映画に思えてしまうのは、僕の心が汚いせいだろうか?

プーカ は、ケルトの神話・伝説に伝わる妖精で、これをモデルにハーヴェイを書いたメアリー・チェイスの戯曲は1945年のピューリッツァー賞を受賞した。原作戯曲の初演時に同じ役を演じてこの映画にも出演しているジョセフィン・ハルが、アカデミー助演女優賞を受賞している。

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