Bates Motel season2 ベイツ・モーテル シーズン2 2014

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Bates Motel season2 ベイツ・モーテル シーズン2 2014

出演: フレディ・ハイモア, ベラ・ファーミガ, ニコラ・ペルツ, オリビア・クック, マックス・シエリオット

ヒッチ・コックのサイコは非常に有名だが、その殺人現場となったモーテルの名がベイツ・モーテルであるのはあまり知られていないだろう。
このテレビシリーズのタイトルは、日本ではすぐにはピンとこないだろう。
今回シーズン2では、ノーマンの狂気性はあまり描かれていなくて、兄のディランの出生の秘密、そして彼が働いている麻薬密売組織の抗争が主体である。次第に脇役だった保安官アレックス・ロメロの存在が大きくなる。

はじめはシーズン1で記憶を失ったノーマンがついに自分が担任の先生のミス・ワトソンを殺したことを自覚する。そして自分が記憶を失った時に何を自分がしたのかが次第に自覚するようになる。
母のノーマは、ニック・フォードと知り合いになり、市の役員になることができるが、実はニック・フォードは、麻薬密売組織のボスであり、またノーマンが殺したミス・ワトソンの父だった。
ディランは、ノーマの兄が訪ねてきて親しくなるが、実はその兄がノーマを犯してできた子供が自分であることを知る。
エマには恋人ができ、ノーマンにもコーディと知り合い親しくなる。次第にノーマンの距離があくが、やっぱりノーマンのことが好きなようで、恋人と別れる。
ニック・フォードは、ディランが敵対する麻薬組織に加担していること、ノーマンが娘の殺人事件で関与していることを疑い、ノーマンは箱の中に閉じ込め、ディランと交渉するように持ちかける。

母ノーマ・ベイツを演じるベラ・ファーミガが存在感がやっぱりこのシリーズの鍵だろう。彼女の息子への溺愛がもっとリアルに、病的に描かれるともっと怖いのだが。そこが少ない気がする。

ノーマン、サイコの殺人鬼の若い頃を演じるフレディ・ハイモアは、シーズンを通して実際に大人びてきて、次第にヒッチ・コックの映画でノーマンを演じていたアンソニー・パーキンスになんか似てきた。ただこのシーズン2はあまり狂気性は出ていない。

最後のノーマンが嘘発見器にかけられて、ノーマンの隣に現れるノーマの幻は、ノーマンが作り上げたもう一人の自分だろう。ついに二重人格の一端が現れ始める。それは自分の罪を、母のノーマがしたのことにして自分の罪の意識を逃れるものだ。最後のノーマンの顔はやっぱり怖い。
ノーマンの剥製作りの趣味もどんどん深みに入っている。これも、サイコの映画の時の母が剥製になっているのを思い出すとぞっとする。
それにしてもエマが健気に、ノーマンのことやベイツ家のことが気にかけるのがいい。でも見ているものは、いつ彼女がノーマンの犠牲になるのかと、ドキドキしながら見ているのだ。

今回はサイコ的な狂気の世界が少なく、犯罪に絡んだサスペンスが主体だった。シーズン1で記憶をなくすこと、そして今回最後に二重人格の狂気がすこし出てきた。これからどんどんノーマンの狂気がエスカレートしていくんだろう。シーズン3以降はもっと怖くなるかもしれない。
アメリカではもう。シーズン5が始まっている。

ニック・フォードがノーマにヨットの上で出すのだが、高級なシャルドネのワイン
シュヴァリエ・モンラッシェだった。ボトルが出なかったので、どこのドメーヌかはわからないが。

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