The Killing キリング/17人の沈黙 (season 3) 2013

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he Killing キリング/17人の沈黙 (season 3) 2013

今回は、ロージー・ラーセン事件の1年後を描いている。舞台は前回と同じワシントン州シアトル。

サラ・リンデンは優秀な刑事だが、捜査に没頭するあまり、家族や周囲の同僚とうまく行かなくなることが多い。ホルダーは以前、麻薬中毒になっていてリハビリ中。リンデンとは気が合う。

ホルダーは、新しい相棒とくんでいるのだが、少女の変死体を発見。殺しの手口は、以前リンデンが扱った殺しの手口に似ている。
サラ・リンデンが以前に逮捕したレイ・ソワードは、妻を殺して、子供をそのそばにおいて放置していた。その殺しの手口は、今回ホルダーが扱う少女殺しと手口が似ている。

警察を辞めてフェリーの仕事をしていたリンデンは、以前の事件に関連したレイ・ソワードの子供アンドリューの絵(これは、前回のシリーズでも冷蔵庫か部屋にはってあった)から、多数の少女の死体を発見する。そして警察に戻ることになる。

サラ・リンデンは男癖が悪いようだ。というより"よくもてる"と言った方がいいのか。前回のシリーズで婚約者と別れて、別の若い彼氏ができている。そして今回の上司とは、以前に不倫関係にあった。息子は別れた父とシカゴに住んでいる。

今回も前回のシリーズと同様(アメリカのTVシリーズは当たると、観客が飽きるまで同様のパターンでストーリーが展開する)最初に観客に怪しいと思わせる人物を出してくる。そして真犯人もこっそりとだしているのだ。今回は何となく犯人はわかるんだが。

さて今回の最大の謎は、リンデンが見つけた子供アンドリューの絵の秘密である。絵には、少女達の死体が捨てられた場所が描かれていた。そして、アンドリューは殺された母と一緒にいた。それもおそらく物置部屋から母が犯人に殺されのを見ていた。それだけでは、アンドリューが少女達の死体を捨てた場所の絵が描けるはずがない。ということは?それに母はどうして殺されたか?
おそらく殺された母とアンドリューは、たまたまあの森に行って、犯人が少女の死体を捨てるのを目撃したのかもしれない。

現在6作まで見ただけだが、前作と同じようなどんでん返しがあるのか、謎が謎を呼ぶのか楽しみである。

Try(8)までで最大に怪しいと思われたマイク牧師は、結果的には連続少女殺人とは関係していなかった。
こうなると怪しいのは、レイ・ソワードの看守二人(ベッカーともう一人、どちらも怪しい)と警察のスタッフの誰か。
未だに行方不明になった少女は現れてこない。
それにしても、レイ・ソワードを演じているピーター・サースガードの演技がいい。最初の態度と変わり次第に死刑に対して恐怖していく変化がとてもいい。

シーズン3を見終わったところだが、
んーー。結局、最初に観客に怪しいと思わせる人物を出してくる。そして真犯人もこっそりとだしている。パターンは変わらなかった。
アンドリューの絵の秘密もわかったのだが。
今回の脚本はシーズン1の2番煎じとしか言えない。
犯人が分かっても、納得できない。矛盾だらけである。どうしてリンデンを警察に呼び戻したのか。どうして最後にリンデンにすぐに悟られやすい証拠を娘にやったのか。そして最後の行動も全く不明。最後は、予測不能だったが、どうしてリンデンに撃たせたかったか。
連続殺人犯の犯人像と全く一致しない。前回の事件には動機も犯人も必然性、偶然性がしっかりとあった。でも今回は最初のプロットに従って無理矢理作った筋立てとしか思えない。
でもこの犯罪は、最初から腑に落ちないところがあった。どうしてあんなに多数の遺体が池にあって、早くから誰も発見できなかったんだろう。

リンデンとホルダーのキャラクターがいいだけに本当に残念な作品になってしまった。

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