Anna Karenina アンナ・カレーニナ 2012

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Anna Karenina アンナ・カレーニナ 2012

監督: ジョー・ライト
出演: キーラ・ナイトレイ, ジュード・ロウ, アーロン・テイラー=ジョンソン, マシュー・マクファデイン
第85回 アカデミー賞 衣装デザイン賞受賞

トルストイの有名な長編小説である。戦争と平和と並ぶ名作である。小説の主人公アンナのモデルはアレクサンドル・プーシキンの長女マリアである。パンジーの花飾りや真珠のネックレスを描いた彼女を描写する一節は、トルストイ博物館に収蔵される彼女の肖像画と全く同じである。
アンナ・カレーニナは何度も映画化されており、グレタ・ガルボで2回、ヴィヴィアン・リー、ソフィー・マルソー主演などがある。
確か僕はこの小説を途中まで読んだ記憶があるのだが、最後までたどり着けていない。戦争と平和はを読んでいるのだが。読んだのは小学生の頃だったから不倫も理解できないし、その後のアンナの葛藤に付いても理解できなかったから途中で飽きて辞めたのだろう。でのその感想は今も変わらない。このストーリーの展開はあまり興味を引かないのである。

アンナ・カレーニナでも二人の生き方の対比が描かれている。アンナは愛に生きて、社会に反する不倫をし社交界から拒否され不幸な運命が待ちかまえている。地方の純朴な地主リョーヴィンは、キチイと結ばれて農村で実直に生きて幸せになるストーリーの二つが展開していく。
農村で実直に生きて妻と幸せな家庭を作ることがよいというテーマは戦争と平和にも描かれている。

舞台の転換が素晴らしくうまいんだが、ただ技術だけが先行している場面もあると感じてしまう。ダンスのシーンが素晴らしいんだが、これほど派手に、アンナとヴロンスキーが踊る設定があっただろうか。すこしこれは映画のために作られたシーンとしか考えられないんだが。
アンナが自殺シーンはもう少し劇的な演出が合っても良かったのだが、そこを期待して見てたのだが、そこは残念だった。
アンナの不幸は、社交界を捨てることができなかったことだろう。これが出来ていれば、ヴロンスキーと幸せに暮らせていたかもしれない。
今回はアンナがどれだけ社交界に依存していたかが映画からはあまり伝わってこない。

アーロン・テイラー=ジョンソンのブロンスキーが配役ミスなのは僕も同意見。彼がヴロンスキーだと、本当にアンナが不倫に走るほどの魅力があったとは思えないからだ。
キーラ・ナイトレイはやっぱり美しい女性である。彼女はこの大役を十分に演じきっている。
アンナ・カレーニナの夫を演じているのはジュード・ロウである。最後になってやっと気づいた。彼の静かな演技は十分光っている。

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