Funny Face パリの恋人 1957

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Funny Face パリの恋人 1957

監督: スタンリー・ドーネン
出演: オードリー・ヘプバーン, フレッド・アステア, ケイ・トンプソン, ミシェル・オークレール, ロバート・フレミング

この映画を最初に見た印象は、パリが舞台の恋愛映画なんだが、なにか盛り上がりかけるなと思っていた。共感主義 などは難しくて全くわからなかった。ミュージカルの部分もややストーリーの設定とうまく溶け込んでいない感じがある。オードリーが踊っているのはややはしゃぎ過ぎで、浮いてしまっていると思った。今見てみると、やっぱりオードリー・ヘプバーンの美しさ、フレッド・アステアに踊りの見事さにうっとりする映画である。

フレッド・アステアの踊りは素晴らしい。特にホテルの裏の路地で踊るシーンは圧巻。パラソル、コートを闘牛士の切れに仕立てて、踊るのはもうアステアならでは。うまいとうなってしまう。もう一つフロスター教授の家でも、ギターを持ちながら踊るシーンも素晴らしい。

オードリーの踊りは、お世辞にもうまいとは言えないが、オードリー・ヘップバーンのファンとしては、たまらない映画である。オードリーの踊り、歌、そしてジヴァンシーのファッション、そして絶頂期の美しさが画面一杯に溢れている。パリで写真を撮るシーンは特に素晴らしい、エッフェル塔、駅、花や、ルーブル美術館の階段踊り場に置かれたサモトラケのニケを背景に、セーヌ川での魚釣りのシーンなど。

カメラマンのディックのモデルは、写真家のリチャード・アヴェドンである。彼はモデルのドルカス・ノウェルの結婚していて、彼らの生活に着想を得てミュジーカルができた。彼は,ハーパース・バザーやヴォーグ、ヴェルサーチのファッション写真を担当していた。映画で出てくる写真のシーンはまさに彼の写真の特徴、ダイナミックなモデルの動き、パリの街並みを利用した映画風の演出、ブレやボケなどを生かした写真の連続である。

曲は、ジョージ・ガーシュウィンのミュージカル、ウエディングベルからの曲が主に使われている。Funny Face, Let's Kiss and Make Up, He Loves and She Loves, S Wonderfulなどは、ジョージ・ガーシュインが作曲。
Think Pink!, Bonjour, Paris!は、制作のロジャー・イーデンスが作曲。

スタンリー・ドーネン監督は、ジーン・ケリーに認められてケリーの助手としてハリウッドの仕事を始める。その後雨に唄えばをジーン・ケリーとともに監督している。ケリーと共同で他に踊る大紐育。掠奪された七人の花嫁、くたばれ!ヤンキースなども。そして
オードリー・ヘプバーンの映画では、パリの恋人、シャレード、いつも二人でを撮っている。

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