One Flew Over the Cuckoo's Nest 1975 カッコーの巣の上で

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One Flew Over the Cuckoo's Nest 1975 カッコーの巣の上で

原作: ケン・キージー
監督: ミロス・フォアマン
主演: ジャック・ニコルソン、ルイス・フレッチャー

第48回アカデミー主演男優賞、主演女優賞、監督賞、作品賞、脚本賞

マザー・グースの詩からの引用で、鴨がカッコーの巣の上を飛んで行くと言うことであるがもう少し意味が深いだろう。オープニングのオレゴンの風景がとても美しくそして何かしら不思議な雰囲気を持っている。
暴行と15才の少女と性交渉をもったマックマーフィーは、刑事罰と強制労働を逃れるために精神異常を装い精神病棟に収容される。ところが精神病棟は、刑務所よりも自由の無い抑圧された環境にあった。
支配的なレイチェッド看護士による表面的な集団治療が毎日の行われる。彼らの話を聞いていると最初は普通のような会話が次第に狂気の中に入って行く。すごい脚本である。
マックマーフィーとの彼らのふれあいのほうが、より彼らの人間性を引き出すことができるようになる。マックマーフィーの自由奔放な行動は、ついに彼を破滅的な運命に導く。
当然、ジャック・ニコルソン、ルイス・フレッチャーの演技はすばらしいが、精神病の患者を演じている多くの役者も本当にすばらしい演技をしている。マティーニとハーディングのやり取りは思わず引き込まれてしまう。またクリストファー・ロイド(テバー)は、バック・ツー・ザ・フューチャーのドクである。
この映画は当時の精神病棟における治療に対して集団療法を含め批判的で電気によるショック療法やロボトミー手術は見ていて本当に恐ろしい。
原作はチーフのブロムデンの視点で書かれている。やはり、マックマーフィーを中心に話が進むと結末があまりに虚無的なのだ。そこが僕がこの映画にのめり込めない理由かもしれない。

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